オールバンドSRAの製作中
まだ完成はしていませんが、バラックテストでは一応1.8〜50MHzまでのマッチング状態を確認しました。
今日はマッチングセクションを工作していましたので、この写真よりは少しは信仰しています。
各部の配線はこれから行います。
これが完成すれば先の鳥よけアンテナの出番はアンテナとしては無くなります。
なぜ24MHz用だけが独立しているのかと言うと・・センターの7〜29用に含ませたつもりだったのですがなぜか24MHzだけが特性が良くなかったので別途作ることにしたのです。
50用が独立しているのは他はすべて太すぎてカバー出来なかったからです。
糞害予防の黄色い線おまけのループアンテナに憤慨。
あまりにも飛ばなすぎるいくら地上高が低いとはいえ酷すぎる。
SRAなら7mあれば海外までも飛んでゆくのに。
どういう訳か3.5はまあまあ使えている。7MHzはまるで駄目。
受信感度が良いと感じるのは3.5,10,21だ。
18は良くないがローカル局が出ていたので呼んでみたがまるで引っかからない。
全く電波が出ていないかのようだ。7MHzでも同じことが起こった。
ここまで来るといくら鳥よけのあまけでも頭にくる。
電圧の腹が何処に来ているのか、引込み線付近は絶縁が甘かったので気になった。
3.5,10,21MHzは引き込み付近は電流の腹になっていてぞのほかは電圧の腹が来ているようだ。それが原因かもしれない。多分リークがあるのだろう。
図の赤線部分が一応は絶縁しているもののたるんだりするので、家に接したり近接したりしている恐れがある。
重点的に絶縁を強化してみようと思う。
7MHzで3.5並に応答率が上がればおなぐさみってとこかな。
大昔ワイヤー系をやってたころを思い出した。
最近のSRAでは小さな範囲で終結しているので絶縁なんてあまり気にしない。
SRAやり始めた当初は焦がしたりしたので経験的に工作段階で解消しているが、ワイヤー系では少々こうしたことを忘れていた。
そうでなければ7MHzがこれほど飛ばないのは信じがたいことだ。
鳥が飛ばないように張った線で電波が飛ばないのは洒落にならないよ。
マルチバンダーSRAが出来るまでのつなぎなのでこの処置が当たってなければ処置なしだな、諦める。
ベランダ物干しへの糞害に憤慨して鳥よけアンテナを張った。
鳥は黄色い線を張っておくと気味が惡いらしく避けて飛ぶようになる。
鳥よけの黄色い釣り糸を張ろうと計画していた。
黄色いタッピング用の細いポリエステル被覆銅線が手元にあったのでこれと釣り糸を撚って黄色い線を作った。
これをベランダ上空、屋根の上に張ってアンテナ兼用にしてみた。
最初は逆L17m長で試したがアースが貧弱だったので性能が良くなかった。
そこでベランダの壁位置に17m追加してループにしてみた。
これでカップラーを通すとオールバンドマッチング出来る。
先ほど50MHzでQSO出来た。電波は出ているらしい。
鳥よけアンテナは常時使える常設アンテナとして便利、一石二鳥だ。
糞害が無くなったら最高。
右足が痛い
何が原因なのか覚えがない。
くるぶしと足の甲との間が腫れている。
最初はどこかでくじいたのかと思ったが位置的にどうも違いそうだと良く見ると小さな赤い傷が付いている。なにか尖ったものに当たって刺されたような傷だ。
その回りが腫れていて押すと骨に触るが激痛が走る。
どうやらその部分が全体に影響して足をつくと痛いので歩きにくい。
何にぶつけたのだろうか、そんな尖った物は家の中になさそうだけど。
外出していない夜から痛くなって翌朝は激痛になった。階段の登り降りがつらい。
今日で二日目、まだ痛いが昨日よりはやや弱まった感じがする。
ボルタレン塗ってマッサージして少しは良くなってくるような気がする。
ゴミ出しが出来ない状態なので家内の機嫌が惡い。
医者に行ってくれと言われるが・・やだ。
今年最初の制作SRAは・・
今年掲げた究極を目指すSRAとして最初に作ったのはUHF用を目指しました。
知られているようにSRAは直立の形で水平偏波のアンテナです。
しかし144MHzや430MHzバンドでは垂直偏波が主流で事実水平偏波のアンテナを使うと聞こえが惡いし応答率も悪くなります。
SRAの不得意な分野になります。
SRAを横倒しに配置すると垂直偏波が得られますが変な指向性が出てしまいます。
この理由はあるわけですがここでは説明を省略します。
出来るだけ無指向性に近づけたいので90°対向して2個使いにして見ました。
所謂ターンスタイル型ですね。
大きい方が144MHz(145)用、小さい方は430MHz(433)用です。
430用については室内から2W送信でリピーターが応答しましたので送信用としても
機能していることが確認出来ました。
暖かくなったら屋外へ出して見ようと思っています。
新年を迎えたので実験を始める前に・・・
部屋が狭くなった。実験用に作ったSRAが沢山沢山溜まった。
全て分解して燃えないゴミに出す。
その前に部屋の改装もしようと始めた。
床にマットを敷く。
この作業が思いの外大変だった。
従来床にあった物を全てどかさなければ貼れないからだ。
でもこれを貼ったおかげで室内が暖かくなり未だに暖房が要らなくなっている。
床に這いつくばって掃除して貼る作業は腰を痛くする。まだ痛みが取れない。
配置も大幅変更した。
なにより今まではベッドのしたに机が配置してあって省スペースを目論んでいたがベッドが高いので病気になった時に誰かに下ろしてもらうとしてもかなり困難になることを家族から指摘されていた。
そこで70Cm高まで下げることにして机は移動させた。
この下げる作業も大変だった。自作のベッドだが重い。上げた時はワーヤーロープと滑車+ウインチで意外と簡単に持ち上げられたが、その後下ろすことなど考えなかったのでワーヤーを短く切ってしまった。
そうなると下ろしてくるとワーヤーが終わってしまいそこからは外れて落ちることになる。落とすわけには行かないので・・といっても体力的に支えられない。
これでめっちゃ苦労したが・・なんとか下ろせた。
そんなこんなで改装が終わった。
まあ燃えないゴミはサンタクロースが担いでいる大きな袋並のゴミが6袋も出た。
まだ細かく見渡すと捨てたほうが良い物はある。
一段落したら、新たに今年は究極のSRAと言える物を作ることにする。
去年の予備実験で既に形式、方式など方向性は決っている。
HF用マルチバンドとしてまとめることだ。
コリニアSRAからSRAビームへとトランスホームするSRAだ。
予備実験ではフルサイズDP比較で+5dB以上は出せる確認が出来ているので楽しみだ。
恐らく究極の・・と言っても良いと思う。
台風続きだったので室内でSRAとMVの対比実験
101MHzのSRAとMVAそしてSRAモドキを3つ作って各々の性質や特性などの対比実験を行った。
トップ本体からの電磁波輻射状況や同軸部分からの輻射状況などかなり明確になった。
MVでのRFチョークの役割、そしてその物は構造からしてCMCとして動作していることも確認出来た。
MVAは以前から短縮した垂直DPの変形だと考えていたが定在波の乗り方から全く違うことが判明、理解出来た。
SRAにおけるCMCの挿入位置の良い位置も理解出来た。
同軸長やチョークの挿入位置によって特性が大きく変化してしまうのはMVAやモドキでありSRAは同軸長などには変化されないことも再度確認出来た。
VHFではSRAは作成上良い物が作りにくく不利、MVAは短縮率が大きくならずに済むので有利なのだが、SRAの方が電界強度的にも強い物が出来ていてひとまず安心もした。
今までMVAに関しては疑問があったのだがその疑問も解消した。
改めてMVAは垂直偏波、SRAは水平偏波であることも確認出来た。
SRAモドキとは並列共振させたコイルとシリンダーで形はSRAに似ているがコイルからシリンダーまでの間隔が広いためにSRA動作しないもの。
このモドキはMVAと同じで垂直偏波になっていた。
つまりトップ部からの輻射が無く同軸輻射になっているからだろう。
SRAにバラン、聞かないよね。
バランってバランスアンバランス整合器とでもいうのかな。
ソーターバラン=フロートバランと強制バランがあるようだ。
ソーターバランってバランじゃなくてバランみたいな物という感じかな。
強制バランが本物のバランと言えるかも。
でもアンテナの左右がアンバランスだと強制バランは難しい。
自作のバランなら巻き数調整で付けるようになるが固定されていたらアンバランスなアンテナだとちょっと厄介かもね。
SRAはアンバランスなので強制バラン使うと恐らく使えないかも。
インピーダンス変換トランスを使うことがあるが、これが簡易ソーターバランみたいな感じかもね。
実際にはDPなどでは50オームと75オームの変換だからバラン=変換器で使ってしまうけれどSRAは裸のインピーダンスは非常に高いからバランと言わずトランスになってしまうかもね。
これはまた難しいよね。本来なら単純なインピ比、巻き数比のトランスでは良い結果が出しにくい。
理想的には伝送路トランスと言う事になる。
強制バランが何となく眺めていると似ている。
イン:アウトがアンバランスの通過型で大きな比の取れるトランスが向いているのとそこに使うコアは良質の物が要求されるよ。
価格も高いから無銭家には向かないよな。
それでも160mバンド用なんかなら使うこともある。
結構手持ちのジャンクコアでもなんとかなるからね。でもローパワー用だけど。
スケルトンSPDタイプ40m用SRA、屋外で雨に遭遇。
初めての雨だった。スケルトンなので特に防水をしていなかった。
どんな状態になるのか興味があったが、朝起きて雨が降っていたのでどんな具合かCQ出している局を呼んでみた。
特に問題なく応答があったのでその後特性を調べてみたら、共振周波数が乾燥時は7.05MHz付近だったのが下がって7.00付近になっていた。
このくらいなら実用的には一応問題ない。
その後雨が強くなってきたのでチェックしたらもっと下がってしまっていてバンド内ではSWRが高くなりすぎて使えなくなっていた。
そこで雨の中ベランダへ出てSRAのポールを揺すって付着した雨を振り落とした。
ディスクの上に溜まった雨がボタボタと落ちてきた。
そして部屋に戻りチェックしたら小雨の時の状態まで戻っていた。
大雨の中一応使えるようになったので何局かQSOしたが特に問題はなかった。
結構良く飛んでいる。
午後になって雨が止んで曇り空になったら急速に雨が降る問題は前の状態へ戻って来た。
どうやら特に晴れて来た乾燥しなくても雨が止めば元に戻るようだ。
でも、大雨の時にいちいち揺すって雨を落とすのではちょっと面倒だ。
ディスクを平らにしないで少し丸い傘を被せるような工夫をして、コイルには撥水スプレーを吹きかけるようなことをしておけば今よりは良くなる可能性があるだろう。