ja1jyc’s blog

Super rad antenna (SRA)

SPDTypeSRAB 一号試作機

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1.8〜29MHzまでカバーしていることを確認。

3.5MHzでは室内から9,3,2、1エリヤとのQSOで電波が出ていることを確認した。

1.8MHzに於けるFB比は今までよりもかなり大きくバックでは電界強度計が振れないほど弱くなっている。

だけどこれは気に入らない予想通りシリンダーが近すぎるせいか容量が大きくなって周波数が高いほど扱いにくくなっている。

もっと気に入らないのはSPDの効果が大きく効きすぎて放射ローブが下方向にまで押し下げられてしまった。

効きすぎで気に入らない。

これで色々経験できたのでこれはここまでとし、改良版二号機に着手することにした。

一号では低い周波数でコイル長が不足して巻き数が足りず、重ね巻きをして調整した。

これも気に入らない。

なので二号ではもと背を高くすることにする。

ローブが水平を通り越してやや下に向いてしまったのは縦列数が多すぎた、セル数を減らせるので数を減らすことにした。

高い周波数バンドはシリンダー林立では苦しくなるので、一縦列ではカバーするのが難しそうで、二縦列に分けて同居させる方法の採用を考えている。

 

室内からの運用

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安全とは言うものの長時間や多数回送信は禁物。

50W投入時SRABにおいて体直撃は顔が熱くなったり頭痛吐き気を発生するので恐怖を感じる。

SRAにおいては体に違和感は無いが位置的には体より高い位置に置くことが望ましいでしょう。

とは言うものの体が高周波に晒されることは確かなことなのでお勧めはしません。

短時間の性能確認の為に行なっています。

 

ちょと真面目に屋外用カバーを被せました。

80m用SPDタイプSRA、即席にゴミ袋を被せてありましたが、もっと真面目に本格的に屋外へ出したくなったのでカバーを被せて見ました。

ディスク部のカバーは苗帽子を向かい合わせて、下のシリンダー部は5mm間隔を開けるようにスペーサーを貼り付けてその上から透明ビニールシートを巻いて被せました。

風圧に耐えられるかどうかちょっと心配です。

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下側のビニールシートのカバーは閉じずに開けたままにしてあります。

雨が吹き込むようなら縛る方が良いかも。

 

実はこの優れものアンテナちゃんは室内からロシアまで飛んでくれたので・・

このまま室内実験だけで放置してしまうのは可哀想。

褒めてあげなければ・・ご褒美をあげなければと思って・・いつでも屋外へ出て活躍出来るようにしておいてあげようとゴミ袋のカバーじゃかわいそすぎるからちょっと真面目にカバーを被せてあげました。

何だかクラゲみたいになっちゃったな。HiHi

 

 

SPDタイプならぬDPSタイプの実験

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今まで作ったのはシリンダー+ディスクタイプでそれなりの理由あってのことですが、一応確認だけはしておいた方が良いとDPSタイプつまりディスク+シリンダータイプの確認をしました。

給電部側をシリンダーにするかディスクにするかの違いです。

同じではないかと思われるかも知れませんがシリンダーとディスクでは各々電磁波の放射角度や幅などが違うので同じにはならないはずです。

そもそもDPSタイプを選ばなかった理由はローブの圧縮があまり期待出来ないと思ってからです。予想はあたっているでしょうか。

写真のものはこれで10.4MHzに共振していました。

実験はこのままで出来ます。

もしも良い結果が出たならコイルなどを調整してアマチュアバンドへ調整することにします。

 

さて微弱パワーを投入(マッチングは取ってからですが)して周囲の放射ローブを検出して見ました。

上方向への放射は普通のSRAよりはかなり少なくなっているがSPDよりはだいぶ出ている。

そしてなにより違うのはした方向にローブの広がりがある。

全体的にはかなりSPDよりも広がったローブになっている。

やはりディスクというのはした方向への放射が強いことがここでも判る。

ということであまり期待出来ないと言う結果になった。

これはアマチュアバンドへ調整するだけの価値はないと判断してこのまま放置する。

 

結果としてやはりSPDタイプが一番良い。長年の経験から予測は当たっていた。

 

SRA否定者にとっては耳が痛いでしょうし否定したいでしょう。

室内80m用SRA50W運用で極東ロシアのダリネレチェンクスRP71DG局とQSO出来たことはSRAの小型で優秀なことの現れでもありますが、否定者にとっては到底認めたくないでしょう。

室内なので同軸ケーブルは1m、アースなどないのでアンテナと呼べるものはどうしてもSRA以外にはあり得ない。ましてや同相電流などというものは極々微量で測定にひかから無い程度。

国内ならほとんど聞こえている局なら応答してもらえるし、移動局や記念局は混信が酷いがその中を貫いて交信が出来ているので比較的強く届いているだろうと感じている。

ダリネレチェンクスだと北海道の稚内かそれ以下の距離だから距離的には特に不思議ではない。

相手局が良いアンテナなら充分取ってもらえるだろう。

でも室内からましてや3.5MHzですから・・やはりSRA以外では50Wだと真似が出来ないのではないだろうか。

こうした快挙の場合否定者は到底認めたくないので嘘だと言うだろう。

しかし聞いている人も居るわけですから嘘ついて何も得るものはありません。

それよりも自作のSRAがまずまずの成績で出来上がっていることの確認として喜んでいるだけです。

勝手に嘘だと言っていれば良い、知っている人は知っている。

それで良いし自分は大満足、否定者のアホずらがかえって愉快なだけだ。

もはやSRAの優秀さは○○○XXXX社が証明してくれているからイケイケドンドンです。

当局SRAとしての快挙、室内SPDTypeSRA

室内仮設置してあるSRAで試験運用中の快挙か・・

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先の写真と同じものですが防水即席対策としてゴミ袋を被せてあります。

まだ屋外へ出せないでいますが、そんな時聞きなれないコールサインの信号が入ってきました。強い信号なのでついつい呼んでしまいました。

一発返事で応答がありました。RP71DG局まさか日本じゃない。

アジアンロシアの局でしょうが細かな場所は判りません。どこだろう。

それにしても室内から海外まで飛んでいるとは”驚き桃の木山椒の木”。

SRAも快挙とも言えます。

やっぱりSRA恐るべし。

同軸輻射じゃねーよ。1mしか繋がってねーもの。アースも無いよ。

センサーで探ってもSRAのシリンダー部分からしか検出されない。

特にこのSRAは特別仕様でSPDタイプで上方向の輻射が抑えられて水平方向に向けられているので今までのSRAとは一味違うんだな。

同相電流なんてものはほとんど検知出来ない。室内運用で同相電流が発生していると回りこみが起こって使い物にならないからね。

 

 

先の6m用は少々気に入らなかったので再度作成した。 SPDタイプ

調整用C(マッチング用)が表に出っ張るのはどうも気に入らない。
気に入らないので新たに作りなおした。
C部は中心に隠す。

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そしてモービル走行中はディスクは風圧に弱いので対策をした。

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コイル構造は先のものと同じ、ただ先のは52MHz付近が中心周波数だったのでもっと下げたほうが良いということでディスク側を1T増やした。
ディスクとコイルは球体に埋もれて見えない。
これも先と同様上部への輻射は押さえられている。
この形ならまあまあ不満は無くなった。

6mバンド用SPDタイプSRAの作成

6mバンドだと上への輻射ローブを調べるのに判りやすいだろうと思い立ち、またそろそろ6mバンド国内Esが開けてきたとの情報もあって急遽作って見ました。

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やはり上方向の輻射は極端に押さえられていて感じられません。

(電界強度計が振れない)

水平方向に集中しています。

中心周波数は52MHz+αでちょっと高めですが50MHz+αでSWR2以下なので取り敢えずこのまま使ってみようと思っています。

防水カバーは悩みますがモービル仕様と言う事で撥水スプレーでも吹きかけてこのまま使おうかと思っています。

使用したボビンはキャンドゥーで買った粘土こね棒、直径25mm、長さ23CmのPP製です。

 

SPDtypeSRAにコネクタと即席カバーを被せた。

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カバーはあくまでも即席で長もちはしないでしょう。

この80m用の帯域幅は今まで作ったSRAに比べてかなり広くなっています。

SWR2−2で150KHzあってまるで40m用SRA並です。

帯域幅が広いことは自作上諸刃の刃で下手をするとロスが多くて広がっている場合がある。

逆に上手く行っていると放射抵抗が高くなって見かけのQが下がり広がる、これは飛ぶバロメーターにもなる。

今回の場合にはどうやら室内から大勢呼んでいる記念局を呼んでQRMを抑えて届いていたのでロスではなさそうだ。

割と良い物が出来た感がある。

ただし今までの80m用より一回り大きいので風圧を受けやすいのが気になる。

 

次のSRA作成中、ほぼ完成。

80mバンド用SPDタイプ(シリンダー+ディスクタイプ)です。

40m用同様に電界強度を当たると上の方のローブが極端に少なく押さえられています。

まだコネクターが取り付けてないのでワニ口で加えて室内からQRVしてみています。

長野県と三重県が室内からQSO出来ましたので特に悪くは無いようです。

屋外へ出すには防雨対策が必要になります。

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