当局SRAとしての快挙、室内SPDTypeSRA
室内仮設置してあるSRAで試験運用中の快挙か・・
先の写真と同じものですが防水即席対策としてゴミ袋を被せてあります。
まだ屋外へ出せないでいますが、そんな時聞きなれないコールサインの信号が入ってきました。強い信号なのでついつい呼んでしまいました。
一発返事で応答がありました。RP71DG局まさか日本じゃない。
アジアンロシアの局でしょうが細かな場所は判りません。どこだろう。
それにしても室内から海外まで飛んでいるとは”驚き桃の木山椒の木”。
SRAも快挙とも言えます。
やっぱりSRA恐るべし。
同軸輻射じゃねーよ。1mしか繋がってねーもの。アースも無いよ。
センサーで探ってもSRAのシリンダー部分からしか検出されない。
特にこのSRAは特別仕様でSPDタイプで上方向の輻射が抑えられて水平方向に向けられているので今までのSRAとは一味違うんだな。
同相電流なんてものはほとんど検知出来ない。室内運用で同相電流が発生していると回りこみが起こって使い物にならないからね。
先の6m用は少々気に入らなかったので再度作成した。 SPDタイプ
調整用C(マッチング用)が表に出っ張るのはどうも気に入らない。
気に入らないので新たに作りなおした。
C部は中心に隠す。
そしてモービル走行中はディスクは風圧に弱いので対策をした。
コイル構造は先のものと同じ、ただ先のは52MHz付近が中心周波数だったのでもっと下げたほうが良いということでディスク側を1T増やした。
ディスクとコイルは球体に埋もれて見えない。
これも先と同様上部への輻射は押さえられている。
この形ならまあまあ不満は無くなった。
6mバンド用SPDタイプSRAの作成
6mバンドだと上への輻射ローブを調べるのに判りやすいだろうと思い立ち、またそろそろ6mバンド国内Esが開けてきたとの情報もあって急遽作って見ました。
やはり上方向の輻射は極端に押さえられていて感じられません。
(電界強度計が振れない)
水平方向に集中しています。
中心周波数は52MHz+αでちょっと高めですが50MHz+αでSWR2以下なので取り敢えずこのまま使ってみようと思っています。
防水カバーは悩みますがモービル仕様と言う事で撥水スプレーでも吹きかけてこのまま使おうかと思っています。
使用したボビンはキャンドゥーで買った粘土こね棒、直径25mm、長さ23CmのPP製です。
次のSRA作成計画
SRABの作成は続けるがカバーから出して中のバンド切換部分をサイズ変更しなければならないので良く考えてから作業することにして考える間しばらくお休み。
7MHz用のシリンダー+ディスクタイプが思ったより特性が良かったことから実用面では3.5MHz用が欲しくなってきた。
そこで有り合わせ部品で作れないか考えていた。
幸い前回気に入らなくて新規に作った475KHz用が転がっている。
デコボコが気に入らなくて新たに作ったので放置したが邪魔だった。
これ
これを分解してボビンを取り出して使うことにした。
大きすぎる感じはするがまっいいか。
これの問題は円柱の中が中空になっていないこと、使いにくい。
発泡スチロールの中身が詰まっているので中心に穴を通す。
大きなハンダコテを熱して通すだけで穴が貫通するので簡単だ。
これで3.5用のSPDタイプSRAを作ろう。
(S:シリンダー、P:プラス、D:ディスク なーんちゃって!)
変わり種SRAの作成中
SRAB作成の合間に興味を持った変形SRAの作成も行なっています。
今回のは電極効果とスタック効果(縦列効果の元になった効果)をダブルで狙ったシリンダー+ディスクの併用コラボタイプです。
写真はまだ作成途中で上下逆に撮しています。
上測がSRAの下になります。
上方向に広がるローブを水平方向に圧縮して特性を良くしようとする狙いです。
上手く狙い通りになるかどうかは出来上がってからのお楽しみ。
この状態での試験では正常にSRA動作しています。
オーソドックスな形状と比較して悪くなるような気はしていませんが、同じ程度なら複雑にしただけ面倒なだけと言う事になります。
さてどうでしょう。
作成中SRAB、またも問題発生、方針変更が良いか
作成中のSRABプーリーと糸でスライドさせてバンド切換をしていた機構を速度が速すぎて扱いにくいので長ネジでスライドさせて糸を引っ張って切り替える方式に変更した。
プーリーの場合には最低バンドから最高バンドまでの距離は長くても問題なかったが長ネジの場合には使える長ネジの長さには制限があるのであまり長くは出来ない。
現状プーリーでスライドしていた距離は32Cmだったが、長ネジでスライド出来る距離は23Cmなので全域届かない問題がある。
解決策として考えられる方法は
1切換スライド部をそのままにしてネジをもっと長くする方法。
2)ネジをそのままにして切換スライド部をもっと短くする方法。
2の方法では使っていない半端な周波数帯のタップも切換の中にいれてあったので、それを削るともっと短く出来る。
ただし現状外ケースに収めた状態をもう一度ばらして中身をだして加工する必要がある。
でもネジを長くするよりは2の方法の方が良さそうだ。
そこまで考えていたら糸で引っ張っているのがバカバカしく無てきた。折角長ネジでスライド出来ているのに糸で引っ張る必要なんかないじゃないか・・と思えてきた。
というわけでどうせカバーを外していじるのだったら、もう一歩進めて糸なんかやめて直結にしてしまえるかどうか検討してみよう。
という事でまた方針変更するかも。
まあ・・「ダンダン良くなる法華の太鼓」だよね。
まだ先は長い・・・
作成中SRABその後
糸とプーリーでのバンド切換用スライド部をギヤ交換して速度は5分の一ほどになったのだがまだまだ早すぎる。
どうやらプーリーとギヤの組み合わせで手に入る速度はこんなものでまだまだ早すぎて気にいらない。
むしろ遅すぎるくらいのほうが扱い易い。
そこで前面方針変更・・ギヤ部分が折角手に入れたのでそれを使うとして、もっと速度を落とすには・・やはり長ネジを使う方式が良いので作り変えることにした。
現在スライド部分を作成中。
追記:その後・・
モーターとギヤを付けて部組として出来上がりました。