2種類のSRA放射モデル
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Super rad antenna(SRA)には上図の様にシリンダータイプとディスクタイプの二種類(基本的に)あります。
2つの放射の違いを動画にして表現しています。
シリンダータイプはシリンダーパイプの内側からの放射は外側からは測定することが出来ませんでしたので出ているのか出ていないのかは判断出来ません。
ディスクの場合には確かにディスクの裏表から別々の角度で放射しているのが測定出来ます。
そしてディスクの延長上水平部分は放射のヌル状態が電界強度計で確認出来ます。
シリンダーとディスクSRAの電界強度の違いは同じ距離と電界強度の最も強い角度位置での測定比較でディスクの方が3dB低いことが確認出来ました。
このことからシリンダーからはディスクの両面分の放射が放射ローブの最も強い部分で観測されたと判断出来、シリンダー外面から全部の放射が出ているようです。
ディスクは半分筒上下に分かれて出ていると言えるようです。
このことからシリンダーの方が一定の角度で全部のエネルギー放射がされているのでディスクの二倍のエネルギー放射だから優れているとの見方もありそうですが、実際にはそうとも言えないようです。
シリンダーの方が良く飛ぶなんてことは簡単には言えないようです。
お空のコンデションによっては2つの角度からの放射の方が良く飛んで行くなんてこともあるようで複雑です。
DX用にはディスクの方が良いなんてこともあります。
(これもケースバイケースでシリンダーの方が良い場合もあります)