ja1jyc’s blog

Super rad antenna (SRA)

SRA否定論は日本人特有のコンプレックスか。

かつて古い話だが大東亜戦争中に米軍は素晴らしい通信アンテナを持っているようだ。

方向を向けた方だけに信号が届くので傍受出来ない。

そして鮮明に通信が出来るらしい。

我軍もあのようなアンテナ技術が無いと勝利が無い。と考えスパイ活動を開始し資料を取り寄せた。

ところが何と其のアンテナとは今でこそ誰でもしっている何処を見ても大抵の家の屋根に上がっている八木アンテナだった。

八木・宇田氏つまり日本人が発明したアンテナだったのだ。

当時日本の技術者が八木アンテナなんてバカにして見向きもしなかった。

ところが米軍は早くもその性能の良さに気が付き使いこなしていたのだ。

変なもので米国が使い情報が米国から入ってくると今まで否定しバカのしていた面々が肯定し始めたのだ。

実はSRAは日本人が発明した素晴らしいアンテナだが、当初同じ様に否定しバカにしていた。おんなじだ。これぞコンプレックスと言わず何というだろうか。

時代は変わった。今回は米国からの逆輸入ではなく日本の有名大企業が目を付け採用した。採用に当たっては徹底的な調査と実験評価を時間を掛けて行なって良しと結論づけた。否定論も充分検討した。肯定論は鵜呑みにせず自分たちで評価したことが素晴らしいところだ。

我々素人は権威ある専門家の手による良い評価を得たことで喜んだ。

やっぱり素人ながら我々の考えは間違っていなかったと。

日本人はどうやら根強いコンプレックスの持ち主が残っているが、先進的に新しい技術を取り上げて評価する人達も増えて来ているようです。

再び先の戦争時代のような凝り固まった考え方に戻らないように気をつけなければなりません。