ja1jyc’s blog

Super rad antenna (SRA)

積層ディスクコイルSRA考察

不要になったDVDやCDを土台にしてアルミ板を張り付けて切り込みを入れて1ターンコイル状のディスクを作る。
(穴は40mmφ、外径は120mm)
これを1枚で共振周波数を計ってみると最低では22MHz付近になっている。
これに絶縁シートを重ねて何枚かコイルがシリーズになるように接続した状態にすると周波数が下がってきて約10MHz付近になるがここから何枚重ねても下がってこない。
むしろ重ねすぎると逆に上がってきてしまう。
この原因はおそらくアルミのコアとしての作用が出てしまう為だと考えられる。
そこで7MHzまで下げるには多数重ねても下げることは出来ないので最低限重ねたものを間隔を離して上下に直列接続し何段かこれを重ねて下げるか、ソレノイドコイルを下に配置させて従来のディスクタイプとの組み合わせにすることで下げられる。これはシリンダーコイルと同じだ。
上下に段積みするのはコリニア式で互いの段が近すぎるとやはり周波数は下げにくくなる。
そこで上下に段済みしないで横に配置したらどうか、これはSRABと同じになるが、積層は2,3層にとどめてこれを縦列させる訳だ。縦列ならアルミのコアの悪影響は出にくいので下げやすいと考えている。
従来の様に線のコイルを使わず全部がディスクなので個々の輻射効率も良さそうで今までよりも指向性の強いものになるかも知れない。