SPDTypeSRAB 一号試作機
1.8〜29MHzまでカバーしていることを確認。
3.5MHzでは室内から9,3,2、1エリヤとのQSOで電波が出ていることを確認した。
1.8MHzに於けるFB比は今までよりもかなり大きくバックでは電界強度計が振れないほど弱くなっている。
だけどこれは気に入らない予想通りシリンダーが近すぎるせいか容量が大きくなって周波数が高いほど扱いにくくなっている。
もっと気に入らないのはSPDの効果が大きく効きすぎて放射ローブが下方向にまで押し下げられてしまった。
効きすぎで気に入らない。
これで色々経験できたのでこれはここまでとし、改良版二号機に着手することにした。
一号では低い周波数でコイル長が不足して巻き数が足りず、重ね巻きをして調整した。
これも気に入らない。
なので二号ではもと背を高くすることにする。
ローブが水平を通り越してやや下に向いてしまったのは縦列数が多すぎた、セル数を減らせるので数を減らすことにした。
高い周波数バンドはシリンダー林立では苦しくなるので、一縦列ではカバーするのが難しそうで、二縦列に分けて同居させる方法の採用を考えている。