SPDタイプならぬDPSタイプの実験
今まで作ったのはシリンダー+ディスクタイプでそれなりの理由あってのことですが、一応確認だけはしておいた方が良いとDPSタイプつまりディスク+シリンダータイプの確認をしました。
給電部側をシリンダーにするかディスクにするかの違いです。
同じではないかと思われるかも知れませんがシリンダーとディスクでは各々電磁波の放射角度や幅などが違うので同じにはならないはずです。
そもそもDPSタイプを選ばなかった理由はローブの圧縮があまり期待出来ないと思ってからです。予想はあたっているでしょうか。
写真のものはこれで10.4MHzに共振していました。
実験はこのままで出来ます。
もしも良い結果が出たならコイルなどを調整してアマチュアバンドへ調整することにします。
さて微弱パワーを投入(マッチングは取ってからですが)して周囲の放射ローブを検出して見ました。
上方向への放射は普通のSRAよりはかなり少なくなっているがSPDよりはだいぶ出ている。
そしてなにより違うのはした方向にローブの広がりがある。
全体的にはかなりSPDよりも広がったローブになっている。
やはりディスクというのはした方向への放射が強いことがここでも判る。
ということであまり期待出来ないと言う結果になった。
これはアマチュアバンドへ調整するだけの価値はないと判断してこのまま放置する。
結果としてやはりSPDタイプが一番良い。長年の経験から予測は当たっていた。