ディスクタイプSRA誕生秘話
私が初めてSRAというアンテナがあると言うのを聞いたのはローカル局からでした。
それまでは見たことも聞いたこともなかったので興味を持ちネットを調べてSRA発明者のサイトにたどり着きSRAの原理なるものを読みました。
その動作を説明する図は導電性平板にディップメーターを近づけたり遠ざけたりして
板に誘導電流を流す実験を図解したものでした。
それまでSRAがどんな形をしているか知らなかったので誘導電流を板に流すところがミソなんだと考え作ったのがディスクタイプのSRAでした。
受信感度が室内なのに非常に良かったことで気に入ってしまい色々なバンド用を作って
自分のサイトに載せていましたところ私よりも先にSRAを研究している先輩がSRAはそんな形ではない、筒型をしていると教えてくれました。
考えてみると誘導電流を起こす部分が要であり原理は同じだと気がついたのでその時
ディスクタイプSRAが誕生したわけです。
結局私の勘違い大きな間違いから出来た”瓢箪から駒”と言うわけです。
シリンダータイプとディスクタイプどちらが優れているとは言えないと思うのですがどうやら電磁波の放射する角度や面などには違いはあるようです。
ディスクタイプとはシリンダーの上の穴を押し広げ下へ圧縮して筒を面に展開したら板状になるこれがディスクタイプだと考えると色々違いが浮き彫りのなってきます。
材料調達はディスクの方が簡単そうです。丸く切ってコイル部分は丸く穴を開けるのが良いようで穴なしは底付きのディスク同様電磁波放射以外に発熱をしてしまいます。
穴を開けると効率が良くなります。
そういった意味では加工はひと手間かかります。
作りやすさという意味ではどちもどっちで好き好きかも知れません。
ディスクタイプで問題だと思うのは風圧を受けやすい
雨に濡れやすいかも・・雪が積もる。
こういった点ではシリンダーの方が有利かも知れません。
私論ですがディスクの方が打ち上げ角が低いと思われ、DX用に向いていると思っている。でもシリンダーでもDXはかなりやっているので決してシリンダーがDXに向いていない訳でもないようです。
て言うかシリンダーでやったDXの方が多い。