SRAに於ける不思議な現象。
先にSRAを分割して上下に数段で一体物にすると上方向へ広がる輻射ローブが水平方向へ圧縮されることを書いたが、これと同じ様に電極によってローブの圧縮現象が発生する仕組みが発見されている。
最初に見つけたのはディスクタイプSRAでディスクを絶縁体でサンドウイッチ構造にした場合輻射方向が上向きから下の方へ向いていることを見つけ、調べて見るとローブの広がりが狭くなり水平方向へ向いていた。
そして一枚の場合よりも水平位置での電界強度が強く観測された。
その後デイスクを山高帽のようにシリンダーを上に付けた場合にも同じ様な現象が発生していることが判った。
上のシリンダーはディスクにくっついていなくても間隔を開けても同じ現象は見ることが出来た。距離は最良間隔があるとは思うのだがまだそこまでは実験出来ていない。
2重ディスクの間隔についても同じだ。ただ近すぎはあまり良くない、ある程度1Cmぐらいは離れている方が良いようだ。(最良間隔はまだ不明)
上の電極がローブの上への広がりを抑制している状態をイメージして見ました。
こんな感じかなーと思っています。
取りえずこうした現象がなぜ起こるのかは置いておいて利用の出来そうな有益な現象なのでこの現象を”電極効果”とでも呼んで置こうと思います。
電極効果を採用することで利得を稼ぐことが出来る、おそらく先の分割上下積み上げ方式も同じ様に電極効果が出ていると想像しています。
そして上下を前後に並べた物はローブ圧縮の他に前後の指向性、ビームが発生しているのでこれにも今後のために何か呼び名を付けておいたほうが便利だと想うので・・・
前へ縦列駐車させるように並べるので”縦列効果”とでも呼んでおきます。
電極効果と縦列効果を採用すると大きな利得が得られるビームアンテナSRABが作れると言うわけです。