ja1jyc’s blog

Super rad antenna (SRA)

SRA否定論は理解不能なものが多い。

もともとこんなに小さな物はアンテナには成り得ない、だから交信が出来るとしたらそこにつながっている同軸ケーブルやらアース線やらなにがしだろう。

そう考えたのかも知れない。アース線はついていないので同軸ケーブル説が多いと思う、他には何もないのだから。

しかし年月が経つに従いSRAを使う人たちが増えて、交信を好まずともしてしまい、強力な信号を受け取ってしまったりそれを聞いていると同軸輻射の原理を少なくとも考える人達は自分の考えが間違っていたことに気がついたことだろう。

同軸輻射ではそんなに強い信号が届いて来るはずがないことを知っているからだ。

同軸をエレメントとして使ったバズーカアンテナのような物ならいざしらず、給電線の部分から放射される電磁波はどれほどのものなのか常識的に知っているでしょう。

そもそもTXから同軸への供給は180°位相の違う逆位相で供給しているでしょう。

同軸からは理想的には外部へ放射はされないように出来ています。

供給された高周波信号は進行波として内部を伝わり、アンテナへ供給されています。

SRAが仮にアンテナではなく出来の悪いダミー抵抗だから同軸輻射だと言うでしょう。

完全なダミー抵抗なら。これまた同軸からは電波は出ない。SWRも良好。

接続部分での進行波の反射が行きと帰りの波として発生して逆位相の関係が崩れることによって同相精分が発生する。これこそが同相電流であって、同軸輻射の源でしょう。

しかし100%同相にはどうやって出来る?そんなことは出来ない。

行きがあって反射があって初めて発生するのですから逆位相から少しずれた分だけが同位相精分として生じているわけです。

ハイパワーなら少しの発生でもQRP並に出るのかも知れませんが、もともとQRPでの運用でどれほど出ているというのでしょう。

測定しても50W投入して同相電流は1mAでしたこれでどこまでどれだけの強さで飛ぶだろうか。

突き詰めて考えると矛盾があることに気が付きます。

そしてそうした論を発していた人達が去っていったのです。

そもそも同軸ケーブルなし、直結で結構運用出来てしまう。確かに地上高が直結では稼げないのでCQだしてパイルになるほどではありませんが結構楽しめるのです。

この場合には同軸がないし兎に角長い電波の出るような物がどこにも無いのでSRA以外からの電磁波放射は考えられないことになってしまうわけです。

最近ではもはや同軸輻射説は消えて無くなっていますが、まだ主張する人も居ないわけではありません。ただし、逆に白い目で見られていることに気が付かないのであわれです。

某大メーカーさんが同軸輻射はないことを証明してくれましたのでこうした情報を知った人はもはや恥ずかしくて言えなくなっていることでしょう。

 

タワー輻射説、近隣アンテナ副社説

これも真面目に唱える人がいるのには驚きます。

ちゃんと考えて言っているだろうか疑問です。考えず思いつきだけで言っているかよほど考えが浅いのか。

SRAが空間給電してタワーに誘導してタワーが良質のアンテナになているとか。

近隣のアンテナに誘導して良いアンテナから電波が出ているというもの。

SRAが給電しているわけですが、リンクコイルじゃあるまいし数メーター以上離れているのでSRAから強力な電磁波放射がないと誘導出来そうもない。

この時点でもはや論理破綻している。

そして実際にやってみると、近隣のアンテナにSRAから誘導して見ると言うようなことにはならず逆にSRA自体が近隣誘導のフィードバックを受けて著しいSWR悪化をきたしTXの安全回路が動作し電波が出なくなってしまう。

もしも安全回路がなかたらTXを破壊するかもしれない。

そんなことになってしまうことが実証されています。

なのでタワーにしても近隣アンテナにしても無事SRAが使えているなら影響はお互い受けていないと言う事に成ります。届いていたならSRAから出ていたということです。

これらのようなSRAが優秀なアンテナであることはやはり某大メーカーさんがお墨付きを下されています。

私はそのお墨付きを関係者じゃないので見せてもらえませんが、見たこと有る人はいるんじゃありませんか。

だって某メーカーの社員にも大勢アマチュア無線やってる人は居るはずなんですから。